投資銀行ゴールドマン・サックスの勤務形態が話題となっている。
一見するとアメリカ企業であり、それほど厳しいブラックではないだろうと思われている。
しかし、実態はそうではないようだ。
ゴールドマン・サックスの新人バンカーが労働条件改善を訴え
ウォール街は長らく、長時間労働にも耐えられる人向けの業界となっており、新型コロナウイルスの流行下ではますますそれが当てはまる。だが、食事やシャワーの時間も取れないとの不満は、人材を引き付け維持しようとして業界幹部が提示してきた「人に優しいウォール街」の姿とは相反する。
激務のゴールドマン新人バンカーら、勤務は週80時間を上限にと訴え
上限を週80時間にして欲しいという内容のようです。
年収 2094万円
月収 139万円
ボーナス 415万円
ゴールドマン・サックスの年収は2,094万円!年代・役職別・新卒の給与を解説!
この金額は日本法人であり、米国国内であればさらに高い可能性がある。
これだけ貰っておいて、不満があるとされる勤務実態とはどんなものなのだろうか。
新人アナリストの生活
週平均98時間労働
毎日5時間睡眠
平均就寝時間 午前3時
GOLDMAN SACHS ANALYST QUOTE: I’m in a really dark place. - SWFI
(英文より要約)
週100時間は当たり前のように働くのだそうだ。
新人アナリストなので、年収は1000万程度ぐらいだろうか。
ただ、日本の商社や大手メーカー、ブラック企業や中小企業も同様の激務だろう。
中央官庁のキャリア公務員も新人時代はほとんど帰宅できないと言われている。
問題は、ゴールドマン・サックスが高給であることだろう。
これだけの報酬を貰っていて、日本ならおそらく文句が言えないのではないだろうか。
少なくとも、電通などの大手広告代理店や外資系、大手商社の社員が文句を言っていないのを見ると、年収が高いというのは企業としても言い訳になるのかもしれない。