過去チャート検証し、何度も何度も検証することが重要です。
リアルタイムチャートから固定チャートまで調べてみました。
検証ソフトのメリット・デメリット
失敗する前に防ぐことができる
過去検証をすることで、大きな損失を未然に防ぐことができます。
何も準備せずトレードすると、失敗して百万円損失をしてしまうことがあります。
リアルタイム感覚がなくなる
検証ソフトの最大のデメリットはリアルタイムトレードとの時間の感覚です。
1時間足は1時間で一本できるのですが、検証ソフトは数秒ですぐに表示されることができます。
分かっていても、待てない人が多いので感覚の違いに困惑することになります。
トレードの見え方がソフトによって違う
有料の専用ソフトはチャートがMT4などと違い、見え方が微妙に違います。
特にオシレーターなどのテクニカル分析は全く違います。
よって、ライントレードやチャネル、移動平均線などのシンプルトレード以外の検証には不向きです。
FX及びCFDのEA用ヒストリカルデータの調達方法
FXDD内でデータをダウンロードするか、取得する方法があります。
FXDDのヒストリカルデータの置き場所はこちらを読んでください。
ビットコイン、株価指数、商品先物などのバックデータを取得する方法はダウンロードをMT4から持ってくる必要があります。
FXデータは直接ダウンロードできるサイトがありますが、CFDなどは提供している会社はありません。
ツール > ヒストリセンター
開くと、下記のような形で表示されます。
今回はゴールド/米ドルを選んでみました。
1998年から現在までのデータが存在します。
これをエクスポートすればデータが取れます。
有料の検証ソフト・フォレックステスターでもこのデータは使えます。
国内のMT4を利用して検証したいなら、このデータを利用すると良いでしょう。
私が確認している範囲でもっとも多様なデータをすべて手に入れることができるのはFXDDだけです。
無料ツール
マネーパートナーズのHyperSpeed NEXT
国内FX会社の中で唯一過去検証機能を搭載しているのがマネーパートナーズのハイパースピードネクストです。
細かい設定は難しいので不可能ですが、オシレーターや他テクニカルの検証は可能です。もし、勝率を直近のデータで行いたいならオススメです。
ツールバー > バックテスト > 選択
ストラテジー
売買ルール
上記2つから一つ選びます。
今回はストラテジーを選択します。
拡大
乖離率のクロス売買をユーロ円10分足で行うと勝率53.7%と出ています。
ストラテジーを作り、それに応じてトレードの勝率等が分かります。
マネパが扱っているスパンモデルなどのバックテストも可能です。
FXDD及びFXTFのMT4
国内外でヒストリカルデータ(過去チャートデータ)を大量に提供しているのは、この2社となります。
特にデータが多いのがFXDDで、各通貨ペアのヒストリカルデータをダウンロードできるサイトも用意しています。
FXDDのMT4をダウンロードし、デモ口座で利用も可能です。
ダウンロードし、インポートするよりもMT4のデモ口座の方が便利です。
ツール > ヒストリーセンター > 通貨ペアを選択 > 1分足をダウンロード
動くチャートではありませんが、通貨ペアによりますが20年以上前のチャートなどから検証が可能です。
FXTFも国内業者では珍しくMT4を提供しており、ダウンロードが可能です。
ただ、FXTFの場合は本口座でなければ利用できません。
口座開設をする必要があります。
ThinkTrader
日本人にハードルが高い理由としては、英語表記であることです。
口座開設し、無料ツールが利用できるようになります。
Forex, CFD, Metals, Cryptocurrency Trading | ThinkMarkets
アカウント作成後にソフトをダウンロードし、ログインが画面が出てきます。
入力したIDとパスワードを入力すると、「Traders Gym」で練習が可能となります。
ログインすると見た目がキレイなチャートが出てきます。
無料ツールの中ではもっとも見た目が良いツールです。
デメリットはMT4のようなテクニカル分析ツールが柔軟対応ではありません。
ツール内に備わっているテクニカルしか使うことができません。
有料ツール
フォレックステスター
MT4にインストールするタイプの検証用ソフトもありますが、私は動かすのに挫折しました。
検証専用ソフトということで、FXをやっている人がほとんど使っているのが
フォレックステスターでしょう。
難点として、オシレーターでのトレード検証は難しい点があります。
枠で囲ったところは、MT4ではこのような波形になりません。
良い点としてはマルチタイムフレームでの検証が可能で、リアルタイムトレードと同じ感覚でできることです。
上位プランは高額であり、ベーシックプランで十分だと思います。
しかし、5分足などの短期トレード用検証なら、上位プランでないと表示される足が潰れているので、よく考えて選択しましょう。
ShiftChart
MT4によるマルチタイムフレーム分析ならshiftchartが便利です。
複数チャートを同時に見る際、MT4では該当箇所が分かりません。
30分足の時点で5分足はどこの位置なのか、見た目では分かりません。
これを解決してくれるのが、このShiftChartです。
これはかなり重宝しており、価格も2000円程度と安いので購入して使っています。