クラブハウスへの懸念が強まっている。
TikTokやzoom同様、中国への個人情報流出が懸念されており、
大きなリスクとなっている。
クラブハウスの音声データ流出疑念が問われる
日本でもにわかに話題となり、あっという間に一部の人々に浸透した感のある音声チャットサービスClubhouseですが、その会話データが中国政府に流れている可能性が浮上し、セキュリティ対策の強化が行われています。
問題を発見したスタンフォード大学の研究者によれば、Clubhouseの開発者Alpha Explorationはサービス提供のために上海を拠点とするソフトウェア企業Agoraのサーバーをバックエンドとして利用しており、さらにユーザーごとにユニークなClubhouse IDとチャットルームIDが平文でやりとりされることから、Agoraが生の音声データにアクセス、保管できる可能性が高いことがわかったとのこと。
IDが平文で流れているということは、Clubhouseのトラフィックを眺めていれば、どのチャットルームに誰が集まっているかを簡単に知ることができます。また会話のメタデータがすべて中国に流れてから中継されていることで、中国当局がこれを国家安全保障上の脅威だと見なせば、中国の法により音声データを含むすべてを複製し政府に提供させることができてしまいます。
「Clubhouse」の音声データが中国当局に漏れる可能性が浮上、開発元はセキュリティ強化を実施 | TechCrunch Japan
フランスでも同様の動きが生じ、国民の請願により調査に乗り出すことが決定している。
嘆願書には「Clubhouseによるプライバシーおよびデータ保護法の違反について、ただちに徹底した調査がなされること、またClubhouseの運営に違法性が認められた場合は最大限の罰を与えることを求める」と記載されている。
Clubhouse はEU域内に法人を持たないため、苦情や懸念材料について耳にしたEU圏のどのデータ保護当局からも、調査を受ける可能性がある。GDPRはEU市民のプライバシーを保護する目的で制定されており、大きな影響力を持っている。
話題の音声SNS「Clubhouse」、仏プライバシー保護機関が調査
あなたの声がディープフェイクにより悪用される可能性がある
深田萌絵さんも懸念している動画を拡散。
例えば、オレオレ詐欺などの電話の声をディープフェイクで利用することが可能となる。
つまり、そのデータ元となるのがクラブハウスの音声記録。
このような事件が多発する可能性すらある。
最近の中国へのデータ流出は深刻な状況ではないだろうか。